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素晴らしいボローニャのまちづくり

「ボローニャ方式」によるまちづくり・・・井上ひさし「ボローニャ紀行」よりその2

1.市民が何人か集まって、自分たち(市民)にもよいこと・もちろんまちのためにもよい企画書を市役所に提出する。

2.市役所がその企画を認めて予算をつける。その企画に必要な市の持っている遊休施設や空いている土地を無償で貸してくれる。

3.その企画に賛同する企業や団体からも、寄付が集まる。

4.市民も遠距離をいとわず、協力を惜しまない。

A例-今から25年も前、街にホームレスの姿が目立つようになったとき、学生が3人集まり、ホームレスの現状を伝え改善するために新聞の発行を企画、実行した。ホームレスへの市民による救済が具体的に積み重ねられ、15年後には社会的協同組合に発展し、市のお荷物の不良・不要資産もたいしたお金もかけずにリユースされ、経済的な循環まで生まれている。

E例-「チャップリンプロジェクト」 今ではフェディリコ・フェリーニ財団理事長のB氏は、昔イタリア共産党にいて「文化大革命」を支持したために村八分にされ、ヒマになったので古いフィルムを探し出しては映画会を開いた。古いフィルムだから、映写機にかけるとよく切れてしょうがない。古いフィルムの修復を繰り返しているうちに、その技術が身について、1966年組合会社をつくった。とにかく古いものを大切にし、観光資源にしているイタリア。古い映画フィルムにまで市が補助をした。やがて世界中から映画フィルムの修復依頼がやってくる「チネテカ」・世界に誇る映画のほぞんと修復の複合施設に発展。そのなかの子供向けの上映スペースでは、チャップリンの映画がいつでも鑑賞できるそうだ。

ピョン太文庫でも、ぜひ子供たちにチャップリンの映画を見て笑い転げてもらいたいネ。ポケモンではなく、本物のギャグやペーソスに感情豊かに反応してほしいなア。野外映画もできますよピョン太文庫では。

水戸の市役所や市議会の方々にも、ぜひ参考にしていただければ幸いです。ひとつでも彼の地のことで済まさないで、お役人が決めたものに市民が乗るのではなく、市民がやりたいことに予算を付けてほしいものです。その方が手間が省けるというものですよ。市の予算を地域や団体が公開で奪い合うのも一考では。街の活性化に相当なインパクトを与えるのではないでしょうか。市政に積極的に参加する方が増えるでしょうね、お役人や議員さんにとっては、芳しからざることでしょうか。水戸市は「お金がない」が合言葉のようですから、ボローニャ視察はやらないで、市立図書館の予算に回して下さい。

ボローニャ紀行 Book ボローニャ紀行

著者:井上 ひさし
販売元:文藝春秋
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