経済・政治・国際

昭和38年東京オリンピック以前の昭和について(1)

保坂正康著『田中角栄の昭和』

田中角栄の昭和 (朝日新書) Book 田中角栄の昭和 (朝日新書)

著者:保阪 正康
販売元:朝日新聞出版
Amazon.co.jpで詳細を確認する

7/29朝日新聞・論壇時評に東 浩紀が書いている。

 菅直人首相の政策ブレーンとして知られた小野善

康は、増税と経済成長の両立が可能だと説く。小野

理論は学会で異端とされているようだが、不況の原

因はせんじ詰めれば、消費者が金を使いたがらない

こと、モノへの欲望が枯渇していることにあるとの指

摘は直感的には頷ける。しかし、もしそうだとすれば、

枯渇した欲望を増税と再配分で刺激するのも限界

があるのではないか。不況の原因が社会心理にある

のだとすれば、経済政策でできることは限られてしま

う。↓ ※関連したことが「小幡績PhDの行動ファイナ

ンス投資日記」6/27の「学会と政治」
http://blog.livedoor.jp/sobata2005/archives/2010-06.html

松岡正剛の「ISIS本座」千夜千冊連環篇1372夜

http://www.honza.jp/senya/1372にもある。

 →保坂正康。田中角栄の本格的評伝。「個人は物量

をもって、国家は経済社会の繁栄をもって最大の幸福

を得るという信念」のもと、理念なき政治を断行するこ

とで逆説的に社会の解体を導いてしまったという保坂

が描く田中像は、現代の問題を考えるうえで示唆に富

む。田中以降、誠治は経済の話しかできなくなってしま

った。というよりも、そのような歪んだ政治を求める国民

の欲望の鏡として田中は現れた。私たちはいまだその

呪縛に囚われている。モノへの欲望が枯渇した時代に

おいて、政治とは、そして幸福とはなにかを考えること、

それは「田中角栄の昭和」を終わらせることにほかなら

ない。(朝日新聞7/29より)

 田中角栄が佐藤栄作のあと首相になったのは昭和

47年7月から49年12月までで、54歳から56歳の間であ

った。

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またまた普天間基地問題について・「60年安保 半世紀目の問い」

6/14朝日新聞11面「60年安保 半世紀目の問い」で吉

本隆明氏は、

・・・国会に学生たちとともに突入したことは、

個人的にはアメリカに異議申し立てをする最後の機会

とも思っていた・・・戦争中、軍国少年だった僕の中に、

日本を敗北に導いた国だという思いが尾を引いててい

て、そのアメリカに一矢を報いたかった。あの時に起き

た学生・大衆の自発的な行動の渦は、戦後初めて本

格的に実現した、ある種の社会革命だったと思います。

・・・社会にとって、あの闘争の意義は、上からの指令が

あろうがなかろうが行動する、大衆の力を示したことだ

と思います。といって革命を望むわけではない。自分の

日々の暮らしから、考える。その後の高度成長が政治

への無関心を招いたという批判がありますが、いいんじ

ゃないですか。政治や外交の問題を考えるためだけに、

インテリさんはいるのだから。

・・・カネの問題で批判されたけど、小沢一郎さんが100

人を超す議員を引き連れて中国へ行った。あれだけで

すよ、民主党政権がアメリカに衝撃を与えたのは。

 ただ政治の劣化が、大衆迎合のせいだとか衆愚政治

のせいだとかは思いません。なりゆきに従ってしまう面

もあるけど、暮らしに密着して確かな判断もする、それ

が大衆です。インテリの批判で政治がよくなるわけでも

何でもないでしょ。みな同じ重みの一票を持つんですか

ら。

昨年の政権交代も、大衆の力の現れじゃないですか。

生活が苦しくなり、先行きが見えないことに反応した。

何かを変えようとしている点で自民党よりは民主党を

選んだ。もう革命なんかなくても、政権交代している。

大きなところでみれば、進歩といえるんじゃないでしょ

うか。

民主党政権がどの方向へ行くのか、まだわからない。

でも一方向に向かっていないということは、それだけ

政治に様々な人々の考え方を許容する土壌、間口が

広がったともいえる。半世紀をかけ、日本社会が獲得

したものだと思います。・・・といっている。

2010/6/17 No.1994
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今日のNews
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●菅直人首相は15日、

沖縄県の米軍普天間基地問題を巡って仲井真弘多
知事と会い、

日米共同声明を踏まえた名護市辺野古への移設案実現に向
けた交渉を本格的に始めた。

だが前政権の迷走で強まった沖縄の反発が
和らぐ気配はない。

日米が合意した8月末までの代替施設工法などの技
術的な検討を終えるメドは立たず、参院選を乗り越えても、

菅政権には
難関が待ち受けている。
「専門家による検討を地元との関係抜きに進めて、

机上の空論にならな
いか」。仙谷由人官房長官は記者会見で懸念を隠さなかった。
日本経済新聞 6月16日 
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佐々木の視点・考え方
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★今回の普天間基地を巡る問題について「

日本に圧力をかけ続ける理不尽
なアメリカ」への憤りを持つ人が少なくない。

ただ、この問題を少し見てみると、アメリカではなく、

日本国内の問題
があまりにも大きい。

2007年5月に麻生、久間、ライス、ゲーツ大臣の2+

2協定で、
今後50年の日米同盟の方針について決めた。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/usa/hosho/2plus2_07_kh.html

ポイントは、以下の5点。
・第3海兵遠征軍をグアムに2014年度までに移転。
・普天間基地をキャンプシュワブに2014年度までに移転
・空母艦載機を厚木から岩国に移転。
・空母ジョージワシントンを横須賀に配備
・航空自衛隊の司令部を府中から横田に移転

つまり、日本からの苦情のため、

海兵隊をグアムとシュワブに移転させ
て普天間の2千エーカーの土地を返還すると共に、

騒音苦情の多い厚木
の戦闘機を配備しなおし、

その穴を埋めるため新規空母配備と航空自衛
隊と共同作戦を取るとした。

尚、普天間基地は(まだ停戦していない)

朝鮮戦争における国連軍の
基地でもあるので、

地理的に朝鮮半島から離れるテニアン等への移転は
合理性に欠く。

そして、日本からの苦情に対応して協定を結び、アメリカは予算を
伴って対応してきた。

しかし、日本は自らの国民の苦情によってこの協定を作ったのに、

アメ
リカは多くの仕事をこなし、

日本は数少ない義務を果たそうとしなかった
(自民時代)。そして、新政権は協定を反故にしようとした。

そりゃ、怒るわな。

最大の問題は、こうした重要な協定と、

その実施状況を国民に知らせて
こなかった外務省と防衛省の仕事にある。

上記のいきさつを国民の多くが、

そして鳩山前首相が前から知っていれ
ば、別の対応が出来たのではないか。

あなたは、このことを知ってましたか?

・・・・知りませんでした。詳しく報道され

ていなかったんじゃないの。(あ)

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「子ども手当」に反対の市井の人たちへおすすめ・・・

財源がないのに「子ども手当」なんてけしからん!とい

う人はけっこういる。私のまわりの(私と同類の)貧乏人

の中にも結構いるので驚かされた。みんな真面目に日

本の将来を心配しているわけです。でもそういう人はど

うもマスメディアの内閣官房費に毒された進歩派を装う

保守エリートたちの一方的な論法に騙されているので

はないか? 財源がないのにそこいら中にタヌキしか

通らないような道路が次から次へとどうして出来てしま

うのか。街中に残っている小さな草むらや林が、道路

よって切り刻まれ消えてゆく、田舎ではさらに大がか

りに。遠回りや我慢するということを「車の便利さ」が

まだ優先されてゆく。

似たような「エリート」が『村上龍・金融経済の専門家た

ちに聞く』の中にも出ているので、後段の貼り付けをご

覧ください。

2010/6/14 No.1991
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◇私の講演会の案内が下にあります。
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今日のNews
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●菅直人首相は14日午後の衆院本会議で、2011年度以降の国債発行額を今
年度の44.3兆円以下に抑える政府方針に関して「この程度の目標は何と
しても実行しなければならない」と述べた。
日本経済新聞 6月14日夕刊
●The conventional wisdom in both Japan  itself and the west is that
the country has an unmanageable public debt problem. I find this
quite unpersuasive. All the country needs to do is generate, say
expectations of 3 per cent inflation and the public debt problem
should melt away like snow.
Financial Times 6月14日
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佐々木の視点・考え方
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★総理大臣は、日本の巨額の国債発行を見て、早急に消費税増税(と法人
税減税)をして、財政再建を急ぐことが喫緊の課題だと認識している
ことは誰が見ても明らか。

しかし、この日本の「脱却不可能な巨額の財政赤字」の現状と対策に
ついてフィナンシャルタイムズ紙が噛み付いた。
日本は政策とその順番を間違えなければ、財政再建できると言うのだ。

まず、事実から見よう。
日本の財政赤字はGDPの2倍近くまで膨らみ、あのギリシャより悪い
という。

しかし、これは赤字総額の話で、資産と相殺すれば純債務はGDPの
105%に過ぎない。資産や特殊法人の埋蔵金を売って減らせば借金は
半額以下になる。

そして、この借金のために支払っている金利は実際は10兆円強で物凄
く低い。デフレを加味した実質金利で見てもGDPの2%でしかない。

この赤字を早急に消す方法もある。

第一に、現在の国際の平均残存年数が5.2年しかない。だから、毎年
借換え債で130~150兆円も発行しなければならない。この圧力か
ら財務官僚がシャカリキになって増税しようと圧力をかけているのだ。

これを借り換えの際に超長期債に換えて、残存年数を15年ぐらいに延
ばせばよい。すると、毎年の借り換えが3分の1にまで減り、国債発行
圧力が大幅に減る。

有難いことに日本は長期債も1.2%とゼロ金利に等しいので、残存年
数の長期化をするには絶好の時期だ。

次に日銀総裁を首にして、インフレを起こすことが出来る総裁に変える。
そして、お金を刷ってデフレを脱却して3%程度のインフレにする。

すると、国債の流通利回りは5%程度になる。
国債の時価は下落するので、政府の発行する国債全体の時価残高はGDPの
4割程度にまで下がる。

ここまで来たら、初めて増税してよい。あるいは支出を抑えて、国債を
買入消却する資金を作る。そして国債を買い取って残高をゼロにするのだ。
その負担もGDP比で4割だから、大きな痛みではない。

今の政府計画では、消費税を10%にして、その後20%にしても、
単年の財政収支が黒転するまで10年もかかる。その間は残高が増える
ので10年経てば、新たな増税となる極めてお粗末な計画だ。

しかし、政策を少し変えるだけで、痛みを伴わずに財政を好転すること
が出来るのだ。

『村上龍・金融経済の専門家たちに聞く・・・増税による

経済成長は可能か』より

■ 北野一 :JPモルガン証券日本株ストラテジスト

まず、菅首相が実質的に選出された民主党の代表選挙は奇

妙な選挙でした。一国の首相の資質が、まるで小沢一郎とい

う一人の政治家との距離だけで決まってしまうかのような構図

が設定されていたからです。それにしても、小沢一郎、あるい

は小沢一郎的なるものとは何でしょうか。誰が、なにゆえに

小沢一郎を嫌っているのでしょうか。このことについては、国民

一人ひとりが自分で考え、自分なりに腑に落としておく必要があ

ると思います。少なくとも、それだけを理由に一国の首相が選

ばれたようなものなのですから。

小沢一郎が嫌われる理由を端的に示しているのは、6月5日

付の日本経済新聞の社説「菅新首相は政策本位の政権運営

目指せ」の次の文章だと思います。「昨年の衆院選の民主党

のマニフェストでは、財源の裏付けのない子ども手当の創設

など、当面の選挙対策を優先した政策が目立った。鳩山政権

発足後も小沢一郎幹事長の選挙至上主義が、政策決定を歪

めた側面は否めない」。要するに、小沢一郎は、独裁者だから

嫌われているのではなく、民主主義者だから嫌われているの

です。誰に、嫌われているのか。おそらくはエリートでしょう。

エリートの私なりの定義は、「自分のことだけを考えるのでは

なく、社会や国家さらにはその未来に責任を負っていると自負

している方々」ということになります。社会や国家や未来という

手にとることのできない対象を抽象的に想像できる方がエリー

トであり、自分の身の回りのことと現在にしか思考が及ばない

のが非エリートということなのでしょう。当然人数的にはエリート

よりも非エリートが多いと、エリートは考えているのでしょう。

そういう方々に「一票の力」を与えると、国家は破滅してしまう。

小沢一郎的「選挙至上主義」と非エリートの「一票の力」が融合

すると、この国の未来はない。非エリートをエリートにできないの

で、小沢一郎を排除しよう、という短絡が今回の「脱小沢」なの

ではないでしょうか。これをもう少し上品に表現すると、「政府の

失敗」(第一の道)ではなく、「市場の失敗」(第二の道)でもなく、

「民主主義の失敗」を未然に防ぐための「第三の道」ということ

になるのではないでしょうか。菅首相の所信表明演説でこれが

最も良く表れているのは、次の部分だと思います。

「そこで提案があります。我が国の将来を左右するこの重大な

課題(財政再建)について、与党・野党の壁を超えた国民的な

議論が必要ではないでしょうか。財政健全化の緊要性を認める

超党派の議員により、「財政健全化検討会議」をつくり、建設的

な議論をともに進めようではありませんか」。この部分は、

我が国の将来を左右する重要な課題(財政再建)は、国民的

な議論になじまないので、有権者を代表する政治家(与党・野

党)を超えた、エリート(財政健全化検討会議)に任せようじゃあ

りませんか」というふうに聞こえます。たぶん、そういうことなの

ではないでしょうか。そうであるならば、もっと率直に国民を説得

すれば良いと思います。実際、金融政策は、国民的議論で決定

されるのではなく、中央銀行という専門家集団に委ねられており

ます。その代わり、例えば日本銀行は、日本銀行法によって権

限を国民から委ねられる形式を整えております。確かに、財政

政策や年金制度は、民主主義的な決定に馴染みにくい面もあ

るでしょう。ただ、そう思うならば、率直に大衆討議には馴染ま

ないので、専門家に決めさせてください、ついては、その委任

状ともいうべき法律を提出しますので、それに対して賛否を問

わせてくださいと言えば良いと思います。

ある意味でユーロというのは、その先進的な取り組みだと思い

ます。今回の欧州の信用不安に際して、「一つの通貨、一つの

金利、複数の財政政策という制度上の矛盾が顕在化した」との

評価もありますが、現実は逆でしょう。実質金利や実質為替

レートを念頭に置くならば、「複数の実質金利、複数の実質為

替レートによるユーロの自動安定化メカニズムが、一つの財政

政策が持つ矛盾によって揺らいでいる」ということではないでし

ょうか。ご案内のように、ユーロに加入するためには、財政収支

対GDP比率を3%以内、債務残高対GDP比率を60%以内に

収めるという条件があります。これは、財政政策の目標を超国

家的なEUの官僚が決定し、国家(国民)にはその手段の自由

しか認められていないということでしょう。今、ギリシャの非エリ

ートは、それに反発しているのです。今回、菅首相が提案した

「財政健全化検討会議」は、EUによる超国家的なルールとあ

る意味で同じ性格を持つものだと思います。ただ、これはまだ

提案段階です。これを実現したいなら、国民投票を行うべきで

はないでしょうか。超党派ということは、政権交代のたびに揺ら

ぐことのない頑健な制度を作りたいということですから、政権政

党を選択する通常の国政選挙には馴染まないテーマでしょう。

私たちは、エリートに言葉巧みに騙されたくはありません。エリ

ートもエリートならば、国民を騙すような作文(重要な課題だか

ら国民的議論が必要)はやめて頂きたい。正々堂々と、我々に

任せろと言ってください。日本国民は愚かではないので、適切

な監査を行えるという条件付きでエリートに政策運営を委ねる

ことでしょう。

なお、菅首相の所信表明演説を読む限り、「増税」→「経済成

長」というストレートな因果関係に言及している部分はなかった

ように思います。

JPモルガン証券日本株ストラテジスト:北野一

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ぜひ亀井大臣の記者会見を

最後までよんで、ぜひ金融庁のホームページの亀井大

臣の記者会見までお読みください。朝日新聞とるのを止

めたいのですが、販売店が来年の予約まで取っていって

しまいましたので、来年までお預け・・・

【10秒で読む日経】2010/6/4

   受信トレイ 
スターを付ける 

10秒で読む日経 mag2 0000102800

<mailmag@mag2.com>
2010年6月4日11:32
Reply-To: kappa@cantan.co.jp
To: gift.arai@gmail.com
2010/6/4 No.1985
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今日のNews
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●Obama Takes Down (the Wrong) Prime Minister
オバマは辞めさせる首相を誤った。
Hatoyama could not withstand the pressure from Obama -- who gave
Hatoyama the kind of icy treatment that the White House has also
been trying to give Israel Prime Minister Benjamin Netanyahu. The
problem is Hatoyama wilted, and Netanyahu seems to be thriving.
Steve Clemens Washington Note WSJ Japan Times etc 6月1日
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佐々木の視点・考え方
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オバマ大統領はガザに向かった支援船の乗員を殺害逮捕した無法者
イスラエルのネタニヤフ首相をそのまま放置する一方で、同盟国日本で
民主的に選ばれた鳩山首相に氷のような態度で接することにより、
辞任せざるを得ない道に追い込んだ。

こうした、オバマ政権を批難する論調が出だした。

今年中間選挙を控えるオバマ民主党は、補選で金城湯池のボストンを
失うなど、支持率の低下に苦しんでいる。

GDPの数値は回復したに見えるが、半年以上の失業者が過去最高を
更新し、1千万人を超える日も近く、アメリカ庶民の雇用は厳しく、
政権には不満の声が高い。

共和党は草の根保守の市民運動「ティーパーティー」を、ウォール
ストリート金融街による害悪の廃止、小さな政府、保護主義で雇用を
守ろうという主張で大きな共感を呼んでいる。

そして、共和党は「オバマ政権は共和党が親しくしてきた同盟国日本に
不当な圧力をかけて、敵対させようとしている」という主張も5月以前
からしてきた。

ここに、「オバマが鳩山を辞めさせて同盟の危機を招いた」という証明
がされたわけだから、共和党はさらに勢いずづく事になる。

このまま中間選挙入りすれば共和党が勝利し、オバマ政権はレイム
ダック化することになる。

もし、日本が普天間問題での国外移設を主張する大衆運動が盛り上がり、
アメリカの大手紙に「アメリカの理不尽な所業」を意見広告してあげれ
ば日米関係は大きく変わる。

今は、オバマ政権の立場が「民意が離れているので」弱く、日本の沖縄
の主張は道理が通っており、「民意に支えられている」話なので、交渉
としては日本が強い立場にある。

今回の政局は外交に関して見ればすごく強材料なのだ。
あとは、亀井大臣曰く「日本国の外務省でない外務省」
http://www.fsa.go.jp/common/conference/minister/2010a/20100525-2.html
を日本国の外務省にする外務大臣以下の政務スタッフを揃えれば良い。
Σ( ゜Д゜)ハッ!フリーランスのジャーナリストの記者会見たいへん興味深いです。

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沖縄の「あれ」の抑止力ついて

引き続きブログ「内田 樹の研究室」6/1(午後になると

なぜか繋がりにくくなります)

http://blog.tatsuru.com/や下記をご覧ください。

2010/6/1 No.1982
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今日のNews
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●それにつけても、米国はなぜ辺野古にこだわるのか。
今年の春、佐藤栄作元首相の机の引き出しの中から発見された「沖縄核密約」に
はこのようなやりとりがあった。
「沖縄に現存する核貯蔵施設の所在地である嘉手納、那覇、辺野古及びナイキ
ハーキュリーズ基地を、いつでも使用可能な状態で維持し、重大な緊急事態の
際には実際に使用できるよう求める」
辺野古には核貯蔵施設があり、有事には核兵器をまた運びこむ密約もある。
貯蔵施設が今でもあるなら、沖縄の「抑止力」の正体はこれではないか。
それなら米国が辺野古に固執する理由も見える。
毎日新聞 6月1日
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佐々木の視点・考え方
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★アメリカの占領地だった沖縄は1971年に日本に返還された。

返還の決着そのものは1969年11月のニクソン・佐藤日米首脳会談で
決まった。上記密約が交わされたのはこの日だ。

会談後の記者会見でニクソンはこう発言した。
「もう1つ良い知らせがあります。沖縄のメースBは今後3週間以内に撤去
することが決まりました。」

中距離核ミサイルのメースBは中国に向けられて沖縄に配備されていた。
当時の中国は、ソ連とも仲が悪く、珍宝島で武力衝突するなど、ソ連軍は
広い中国との国境線に軍隊を進攻させていた。

内陸部からはソ連、沖縄からはアメリカの核ミサイルがのど元に(沖縄と
北京の位置関係を良く見てください)突きつけられて挟み撃ちしていたため
中国は絶体絶命のピンチだったのだ。

ここにアメリカが刀を収めたのだから、中国はアメリカにすり寄った。
1971年に日米が電撃的に国交回復したが、すべてはこのメースBの撤去
から始まっている。

さらに言うなら、これまで米ソで中国を挟み撃ちする形が、以降は米中で
ソ連を挟み撃ちにしたため、ソ連が疲弊して20年後には滅んでしまった。

東西冷戦のスタートは、実は沖縄の核ミサイル撤去にあった。

その核基地だが辺野古近辺には発電所があって、ミサイル基地としての
条件を今も満たしている。

非核原則がまやかしだと暴かれた今、辺野古が日本に返還されて、上記声明
後も、もし辺野古に核が残っていることが明らかになれば、アメリカが中国
にウソをつき続けたことになる。

※またしても内閣の退陣、生活に追われたわれわれの認識不足、

対岸の火事的他人事として現状をみていないだろうか。上が変わ

っても下は変わらないが、下が少し変われば上は変わらざるを得

ないのではないか。(あらい)

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兵庫県小野市のホームページをみる

兵庫県小野市のホームページを

みてみよう http://www.city.ono.hyogo.jp/

水戸市のホームページは見づらいですね

http://www.city.mito.lg.jp/

市民ホールでの映画会もアップされています。なんと演目を

みてビックリ、ピョン太文庫の名作映画・無料鑑賞会で

すでにやってしまったものばかり。でも水戸市じゃ何もやって

いないもんね。小野市HPの財政状況の見やすいことったら

ありません。ここが小野市の売りなんです。水戸市のPDF

資料と小野市のすぐにクリックできる見やすいグラフを比較

すると、「将来負担比率」をみてください、水戸市のものは

何これー(*≧m≦*)、それに昨年の職員採用状況、なんで

借金多いのに予定人員より余計にとるのでしょうか?

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松岡正剛・ISIS本座より『グローバリズムという妄想』

松岡正剛・ISIS本座より

千夜千冊連環編1357夜

ジョン・グレイ『グローバリズムという妄想』

http://www.honza.jp/author/1/matsuoka_seigow?archive=all&month=4&year=2010

 ・世界市場の崩壊は、想像もできない帰結を伴う衝撃

に満ちた出来事だろう。しかし、私には今のシステムが

続くと想像することはもっと難しい。・・・ジョージ・ソロス

 ・破滅の起こりは、自己規制力のある市場システムを

作り上げようという経済リベラル思想のユートピア的試

みにある。・・・カール・ポランニー

グローバリズムという妄想 Book グローバリズムという妄想

著者:ジョン グレイ
販売元:日本経済新聞社
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1999年刊の本書、10年も前にこんな目から鱗の本が

出ていたのに、松岡先生も遅いのではありませんか。

最近この10年間の№1に選ばれたジャレット・ダイヤモ

ンドの『銃・病原菌・鉄』も1997年だったか?この本、

途端に市立図書館の予約が満杯になっています。

サッチャーが100年ぶりにイギリスに自由放任主義の経

銃・病原菌・鉄〈上巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎 Book 銃・病原菌・鉄〈上巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎

著者:ジャレド ダイアモンド
販売元:草思社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

済を推し進め、国営企業を次々に民営化してゆくと、瞬

く間に社会は荒れに荒れ、刑務所は満杯になってしま

った。続くレーガンからのアメリカは、微罪ではとても

刑務所へは入れてもらえない社会を創りあげてきた。

アメリカ、アメリカと草木もなびく日本。いたるところに

監視カメラが取り付けられる今日この頃。そのせいか

知らないが、竹中・小泉旋風の残滓がいまだ其処此処

みられる日本では、不思議に犯罪率は減り続けている

のだそうな。しかし、この近所では放火が続き高齢者が

焼死したり火傷を負ったりして自警団でも作らなければ

という感じなのに、それを誰も言い出さない。言い出し

たらまずは自分から率先して寝ずの番をしなければなら

なくなるからなのか。グローバリズムの大波をうけて、

自己責任が大手を振って歩いた結果、町内で寄り合っ

て話をする場も今や無くなってしまったのだ。商店街の

中は閑古鳥が鳴くほど暇なわけだが、誰も外へ出てこ

ない。家の中に籠って、偏差値の高い高給取りのテレビ

マンのつくった安易な番組でもみているのだろうか。

わが店では、お金にならない仕事が山ほどあって夜に

なると60路にはくたびれてつらい。ボロ家ほど放火者

のヤル気を起こさせるというので、さらに心配だ。

 ・自由市場への道を開きそれを閉ざすことなく維持し

たのは、継続的で、中央から組織されたコントロール

された介入の途方もない増大だった。・・・カール・

ポランニー

<本書52ページから> 自由市場の永久革命は過去の権威を

すべて否定する。それは前例を無効にし、記憶の糸を断ち切

り、固有の知識を粉砕する。どんな公共の善よりも個人の選択

に特権を付与することによって、それは様々な関係を取り消し

可能でかりそめのものにする傾向がある。選択だけが文句なし

の価値であり、欲望は際限のないものだと考えられている文化

においては、離婚訴訟を起こすことと中古自動車の取引との間

にどんな相違があるだろうか。自由市場のこの論理、すなわち

すべての関係は消費財になるという論理は、その信奉者たちに

よって憤然と否定されている。しかし、それは自由市場が支配的

な社会においては日常の暮らしの中であまりにも明白なのである。

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沖縄基地問題?

メディアの怠慢

昨今のテレビや大新聞の沖縄の基地問題に関する報

道は、世間話やバラエティ番組のように、基地問題を身

近な問題として考えていない内地の人々の、感情の

ベルに訴えかけようとしている低劣なものだ。○○新

聞や××テレビの沖縄基地問題への主張は如何?と

いたい。北朝鮮に対峙しているはずの韓国では、

基地周辺での米軍関係者への徹底したサービス拒否

など、米軍基地・撤去運動で米軍基地が1/3に減ったこ

となど、日本のメディアではまったく報道していない。

またアメリカの政治学者でシンクタンクの有力者が日本

の週刊(or月刊)ダイヤモンドへ寄稿している、嘉手納

基地は海兵隊と空軍の縄張り争いと本国の軍事予算

獲得のためにあり、無用のものだと。中央公論4月号で

オランダのジャーナリストも書いていた。日本はアメリカ

に対し、日本はアメリカの軍事属国ではないと主張せよ

と。私の言うところは「内田樹のブログ」の受け売りであ

る→詳しくは昨日のhttp://blog.tatsuru.com/で・・・

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ブログ「住民至上主義」おもしろく、必要です

鹿児島県阿久根市・竹原信一市長のブログ

「住民至上主義」たいへん驚きました。

htpp://www5.diary.ne.jp/user/521727/

共済年金も市から出ているので しょうか?

阿久根市の税収は20億で、職員の給与と手当だけで17.3億、

退職手当や共済年金を加えれば軽く税収を超えてしまいます。

水戸市では水道部の職員給与がかなり特殊です。

一方、コメントしている200人の従業員の会社では、退職金は

250万で頭打ち終わりで、部長の給料が30万とか。われわれ

働きの悪い商人はさらにその半分で暮らしています。

鹿児島県の西部は面白いところですね、24時間営業で毎日

車まで売れる巨大スーパーがあったり、阿久根市の市議は、

政務調査費を使った視察旅行にパック旅行で行ったとテレビ

で報道されていたり。

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高橋洋一「さらば財務省!」に茨城空港のお話が

中学生の時に、大学レベルの数学を理解していた東大理学部数学科出身の元財務官僚、上げ潮派のバックボーン竹中氏の頭脳・高橋洋一氏の「さらば財務省!」に、茨城空港のお話が少し。

財務省の埋蔵金が多く眠っているとされる特別会計の中に、「airplane空港整備特別会計」がある。空港の発着料(諸外国に比較して高料金)・施設利用料・航空機燃料税などで空港を造るものだそうだ。しかし、地方の空港もほとんど造り終り、使い道に困っているらしい。残っているのは県民の反対の多い静岡空港や、発着便も決まっていないのに世間的にはまったく静かな茨城空港。その、「空港整備特別会計」にはおよそ1.7兆円の埋蔵金候補が眠っているという。そんなにお金があれば、茨城空港も造るのは簡単。さすが住宅公社で数100億、県南の宅地開発でもさらに数100億の赤字の出そうな茨城県。目の付けどころがいいですね。

それに、財務省が喧伝する日本の834兆円もの債務は、日本政府の持つ膨大な金融資産を差し引いていない粗債務であって、国際的に使われている純債務ではない、と。

※とにかく計算の苦手な庶民としては、幽囚・幽愁・優秀な方々に、ゆとりという感じを、世間に広くおしなべて、ゆきわたらせるというやさしさをもっていただきたいと思うものであります、激烈な競争社会といわれる今日ではありますが。suntaurus 時も時、麻生太郎を昵懇に応援する茨城県で、この本を紹介してしまう無礼をお許しください。

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